「中庭の出来事」恩田陸、読んでる

知り合いに借りた本。まだ途中だけど、思ったことを。


恩田さんは、やっぱり そっとぞっと だ。ものすごく怖いわけではないけど、読んでるとすっと背筋が寒くなる。思わず後ろを確認したくなる感じ。
ホラーではなくて「都市伝説」という言葉が似合う。

とかね。

これもちょっとそんな感じ。


それから、「繰り返し」が好きなのかなって思う。

「女優」さんもしかり。


舞台に憧れだったり興味だったりがあるのだろうか。舞台は、映画やドラマみたいな撮ってそれを流す、というものではなく、公演毎に演技を繰り返す。小説の中の人物は、みな他にそれぞれの生活があるけれど、小説の中ではその役を演じる。「入れ子」の構造か。