勉強会

テーマは「量子力学、平行世界」。
私のとった、ぐだぐだなノートをもとにまとめを書く。要素要素しか書いていないため、しばらく経ってしまったら、分からなくなりそう…ダメなノートの取り方。これではただのメモ書き。


「光は粒子である」「光は波である」という2つの主張があった。2重スリット実験により、波の性質をもつ結果、粒子の性質をもつ結果を得た。そこから、コペンハーゲン解釈という、量子力学の1つの解釈が生まれた。

  • 電子(物質)は、観測される前は波のようにな存在であるが、観測されると粒子になる。
  • 観測される前の波とは、粒子がどこで観測されるかという確率を表している。

http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/doc/slit6.html

また、光や電子と同じように、原子や分子も量子である。
あのフラーレン(C60)ですら、波の性質を持っているというのだ。これは、結構驚いた。電子や光子が量子であるというのは、まだ承諾できるが、分子という大きな物体でさえ、揺らぎであるというのは、不思議に思う。ただ、ざっとネット検索してみたのだけど、該当ページが見当たらないので不確か。

「観測できない」といのは、観測することによりその対象に影響を与えてしまうため、その後の運動を知ることはできない。そのため、観測すると実験にならない。

  • シミュレーション仮説

以下3つの選択肢のうち、1つは正しい、という主張。

  1. 知的種族は、現実と区別がつかないほど現実性のあるシミュレーションを開発できるほどの技術レベルには到達できない。
  2. そのようなレベルに達した種族は、そのようなシミュレーションを実行しようとしない。
  3. 我々は、ほぼ確実にそのようなシミュレーションの中で生きている。

シミュレーション仮説 - Wikipedia

この「現実と区別がつかないほど現実性のあるシミュレーション」をシミュレーテッド・リアリティという。

現在の技術で実現可能なバーチャルリアリティとは異なる概念である。バーチャルリアリティは容易に真の現実と区別でき、参加者はそれを現実と混同することはない。シミュレーテッドリアリティは、それを実現する方式はどうであれ、真の現実と区別できないという点が重要である。
シミュレーテッド・リアリティ - Wikipedia

もしこの世界がシミュレーション・リアリティだとしたら。

  • 下位シミュレータは上位シミュレータの範囲を超えることはできない。
  • 下位シミュレータは上位シミュレータと、必ずしも同等ではないため、そもそもの法則や現象が異なる可能性がある。
  • シミュレータ内からは、そこがシミュレータであると自覚できるのか。
  • 上位シミュレータは、こちらの世界を観測しているはずである。これはイワユル神の視点(擬似的宗教主張)。
  • シミュレータの中に、シミュレータが発生し、さらにシミュレータが発生する。こうした入れ子状のシミュレータが存在すると考えるのが妥当であり、そう考えると現実には無数のシミュレーション文明が存在することになる。
  • 多数のうちの1つだけが現実である以上、確率的にこの世界がシミュレーションである可能性が高い。